あそぼっ！

おいっ、坊、このボールでおいらと遊ぼうぜ。
ほれ、ほれ、取ってみ！
　　　

早くぅ～。　ほれ、ほーれってばぁ。

親戚の坊　「？？・・・　　う、う、うぎゃあーーーーー！」
　　　　　　　　　

おいら、泣かしてへんしー。
坊が勝手に泣いたんやしー。

人間のパピーの扱い方は解らんワン？？？
　　　

イタズラ大好き

野菜と草花に栄養補給をするため、土に牛糞を混ぜるおっ母。

その後ろから、そーっと近付き、袋をこっそり咥える。

そして・・・、　　　ブンブン振り回す。

袋の中は、あっという間に空っぽになって・・・

おいら、雑草に栄養補給してやった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ぽかぽか

草の上は、自然のじゅうたん。
心地よい暖かさに包まれて、なーんにもする気なし。
　　　　

上まぶたがトロ～ン。
もう、ほとんど意識なし。
　　　　　　　　　（このまま、ずっと昼寝）
　　

暖かくなりすぎると、場所を替えて・・・再び眠る。

　　　　　

おやすみ

日焼けサロンじゃないよ。

ホームごたつの中って、とーっても気持ちいいんだ。

　　　　　　　♪　ときーがー行けば　幼い君も、

　　　　　　　　　大人になると　気付かないままー

　　　　　　　　　いま春が来て・・・

　　　　今日も、ピートは、夢の中でも楽しく遊びます。。。

　　　　　　

どこ行くのー！

自由気ままに、森の中を走り回る。


おもしろい事がいっぱいあるんだもん。
　　

呼ばれても、どんどん走って、何処かへ・・・。
　　　　　　

　　【おっ母のひとりごと】
こんな事は、いつもあること。
おっ父は、とても不安になると言いますが、
おっ母は動じません。
ピートは必ず戻ってきます。

今回も、彼は、突然森の中に消えてしまいました・・・。
動揺をあらわに、あちこち捜し回るおっ父。
そのおっ父が迷子にならないかと、気になるおっ母。

そんな二人のことなど気にも留めず、
やがて、ピートは姿を現しました。
大きなタヌキを咥えて・・・！
　　　（彼が止めを刺したのではありません。念のため。）
『獲物』は、いつも、おっ父に叱られながら取り上げられますが、
すぐさま、何もなかったような顔をして、
再び、彼は森の散策を楽しみます。

ピートが、『イヌ』に生まれて良かったなと思ってくれるような、
そんな犬生を過ごさせてやりたいおっ母です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おまけが、つづく）
　　　　　　　　

ハイキング

朝から快晴！　今日も行く。
おっ母が、リュックにアンパンとかバナナを入れてたから、きっといっぱい歩くんだ。

どうでもいいけど、この木の橋、腐りかけててちょっと怖い。　
　　

初めての時、怖くて一人で渡れなかったけど、もうへっちゃらさ。
　　

やがて、目の前に牧場が広がる。
冬場（四月末まで）は、ウシ君がいないので、おいらが勝手に走り回ってる。
　　　　

もう桜の季節なのに、風がとても冷たい。　　耳がちぎれそう。
　

ここで、少し休憩。

　　

辺り一面の霜柱。　ザックザックと音がして、この上を歩くのが大好き。

そして、時々、　　　　・・・食べてる！
　　

二度目の休憩は、ここ。

滝の音で、呼ばれても全然聞こえない・・・ふりしてる。　　へへへ～

　　　　　

大きな石の上は、ポカポカしてて、とってもいい気持ち。
　　　

出発してから、約３時間経過。

ここから、往路とは違うコースで帰る。　　おいら、まだまだ歩けるよ！
　　　　　　　（そろそろ、顔に疲労が・・・。　それに、下半身、汚れてどろどろでっせ。）

　　　

赤い橋で三度目の休憩。

ここからなら、おいら、一人でだって帰れるな。

　　　　　　　　　　（あっそう、じゃあ一人でおかえり～。）　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（もうちょっと、つづく）

　　　

つらら

天気が良ければ、毎日約３～４時間の行程で、山の中をあちこち歩く。
これが、おいらの二番目の楽しみなんだ。一番目は、もちろん食べること。
今日は、ばっちり晴れ！　　　　よーし、行くぜい！
　　　　　　　

おいら、冷たいのと寒いのには結構強いんだけど、
雪解けの水は、冷たくてたまらんワン。
　　　　　　　　　　　　でも、身体を動かし続けると・・・・
　　　　

　　　《つらら》だ！　　　　　　　　　うまーーーーーい！

でも、硬ーい！　　それに、食べにくーい！

　　　　

おっ母、ナーイス！　　

つららを下から、バリボリバリボリ。　うまいんだなあ、これが。

ちなみに、このつらら、ウイスキーに入れると、とってもとっても美味しいそうだよ。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（まだ、つづく）

　　　　　　　　

雪合戦

雪合戦？　　うん、やるやる。
おっ、さっそく来たな！
　　

逃げないもん。　キャッチするぜい！！
　　

冷たーっ。　咥えた瞬間に、雪球爆発！
　　　

おっ母めっ、やったな！
おいらも雪球作って、投げ返してやるからなっ！

あれあれ？　　　　そっかぁ、おいらの手では、雪球は作れないんだ・・・。　
　　　　　　

もう、雪合戦やーめた。
先に家に帰るからね。　　さいなら～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）

なごり雪

　♪　なごーりー雪も降る時を知り、ふざーけー過ぎた季節の後でー 、
　いまー春が来てー　　・・・雪の八ヶ岳。　今季最後の雪遊びに来ました。
　　　　

もっと、どんどん行ってもいいよね。
あかんって言われても行くけどさ。
　　　　　　

ヒャッホッホーーー！
おいら、イヌで良かったよ。つくづくそう思う。
　　　

でっかいシラカバの木を見上げ、何を想うかおっ母は・・・。
　　　　　　　　　　　　　（おっきいなぁーと思ってるだけだよ～。）
　　　　　

また明日も、いっぱい歩いて、思いっ切り走るからね。　ねっ、ねっ、おっ母。

おい、おっ母よ、聞いてんのか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）