一昨日(11月14日)のことです。
6月に脾臓の摘出手術を受けて以来、
ずっと順調に過ごしてきたピートが、
朝食後、3時間程経って、
飲食物を未消化のまま、
大量に嘔吐しました。
直ちに、動物病院へ連れて行き、
手術をして下さった獣医師の診察をお願いしました。
獣医師は、ピートの状況を聞いて、
まず、エコー検査を実施。
結果、リンパ節と腸に少し腫れが見られるものの、
癌のタイプからすると、これは想定内。
肝臓などへの顕著な転移は無し。
「脾臓の癌の中でも、
特に悪性度が高いのが、血管肉腫です。
余命は・・・
手術をしても、6ヶ月もちません。
普通なら、もうダメなはず・・・
てっきり、緊急事態での診察だと思いました。
取り敢えず、脱水症状を回避するための点滴と、
吐き止めの注射をするために、体重を測ります。
・・・ 手術の時より、体重増えてますよ。
(な、なんと、3・4㎏増。)
本当なら、もう瘦せ細っている頃なのに、
ピート君、よく頑張ってるね~。
この調子なら、まだ大丈夫です。」 と、獣医師。
「今回の嘔吐は、
今の病気とは関係無い可能性もあります。
状況が改善しなければ、再診しましょう。
」
全ての処置が済んで、診察は終わりました。
これから先、ピートの病気は良くはなりません。
飼い主は、運命のその日まで、
美味しく食べて、
気持ちよく排泄して、
ゆったりと散歩を楽しみ、
心地よい眠りに包まれて、
今日を終えてくれること。 を願い、
出来る限りのサポートを続けます。
ピートから犬生を託された者として、
最期の時まで穏やかでいて欲しい。
そのためには、適切な医療のチカラも必須です。
現実をしっかりと正しく受け止め、
万全を尽くしたい想いを
獣医師に伝えて帰ってきました。
一夜明けて、昨日のピートです。
キッチンに張り付いてのゴハン待ち。
大盛りで、頼むし~♪ (11月15日 昼)
ガッツリ食べて、リバースなし!
でも、ここ2~3日、
飼い主には、明かなピートの変化が分かります。
静かに寝させてや。。。
夫婦一緒に、時には交代しながら、
静かな環境のなかで、
いっときも、ピートから目を離せない日が、
いよいよ始まりました。。。