2009年5月11日月曜日

レトレッキング

1000円の大渋滞、旅先での四日連続の雨など、おいらの悲惨なゴールデンウィーク。

でも、たった一日だけ晴れたその日に、日本百名山のひとつ、『編笠山』に登頂したんだ。

        レッツ、レトレッキング!!


春まだ浅い南八ヶ岳山麓。 ここは、ウィルダネスアドベンチャーの入口。
先ず、登山者名簿に登録。 もちろん、おいらの名前もしっかり記入。


いよいよ、ここから頂上まで3時間半のレトレッキング開始。
おいらは、ノーリードになるんだ。


針葉樹林帯を行く。
先に行っては、何度も振り返って、おっ父とおっ母を待つんだ。


標高1880メートル地点。 ちょっと休憩タイム。
    

荒々しい南八ヶ岳の登山道。
おっと、道を間違えるところだったよ。 こっちこっち。


後ろに・・・     雲の上から富士山が見えてるよ。



ここは、押手川という休憩地。
標高2000メートルを越えると、残雪があるんだよ。
みんな、登山靴にアイゼンを着けてるんだ。
     

おいらの爪は、アイゼンの役目をするから、凍結した登山道も平気さ。
出会う人が、みんなびっくりしてた。
   

鉄梯子の難所。  白樺林が続く。
こんな所は、まわり道して、先回りする機転も。


そろそろ森林限界。 おっ父、おっ母、気をつけてね~。滑るなよ~。
人間って、自然に弱いなあ。
   

岩場の稜線から首を出して・・・  おっ父とおっ母、頑張れよー!! 
先に行って待ってるからね。
   


(こうして待ってたタフなヤツ。 ピート、3000メートル峰を望む)
手前に見えるのは、権現岳。奥にそびえるのは、主峰赤岳。
おっ父とおっ母は、赤岳に二回登頂したんだって。
   

空を見上げて・・・
おいらの背中遠くに蓼科山。 その向こうは、白樺湖・車山高原・霧が峰・
美ヶ原へと続く。
   

頂上の雪渓にて、しばし考える。
頭のてっぺんには、阿弥陀岳。どれも3000メートル級の高山。
   

じーっと一点を見つめて。
   

おっ父~、腹減ったあ~。(やっぱり、そうなるか。)
   

南アルプスを背に。
おっ母、初対面のおばちゃんと、しゃべりまくってまーす。


岩が、太陽熱で温まっていてホカホカ。
ウェイトが、いつの間にかウトウトに。
   

おいら、初の2500メートル超え! まさか次は3000メートル??


頂上にて、山男・山女の皆さんと寛ぐ。
ゴツゴツの岩の上より、こっちの方が座りがいいんだ。
    

ご飯も食べたし、そろそろ下山。


登りよりも楽なはずなのに、ずっと長く感じる降り道。

帰ってからのお楽しみは、ヨーグルトのカップ食い!!


後は、寝るだけ・・・  うーん、シヤワセ~。。。
ところが、おっ父は、翌日からインフルエンザで発熱!
メキシコにもアメリカにも行ってないのに・・・  なんで??
もう、どこまでも踏んだり蹴ったりのゴールデンウィークでした~。