私は、ピートを家族として迎えたその日に、
ピートに、2階へ上がってはいけないことを伝えました。
階段をガードしなくても、
留守番中でも、夜中でも、
ピートが、この「約束」を破ったことは、
生涯、一度もありません。
毎朝、2階で寝ている私が起きた気配を感じると、
自分の寝場所から階段下に移動して、
私が2階から降りて来るのを待つのが、
ピートの一日の始まりでした。
「ピート、おっはよう~!」と、声をかけると、
ブンブンとシッポを振って応えてくれました。
嘔吐した11月14日から、
聖苑へ送って行った12月1日までは、
私の寝床も1階に移し、
ピートを感じながら、一緒に眠りました。
ピートがいなくなった今も、毎朝、目覚めると、
ピートが階段下で待っていてくれる気がします。
ピートが逝って、まだ日が浅いのに、
随分と月日が流れたように感じます。。。