2008年7月24日木曜日

ピートとパパの会話(JAZZ編その2)


パパ 「前回は、スウィングジャズについて少し語ったね」
ピー 「うん、そもそもスウィングって何なん?」
パパ 「簡単に言うと、JAZZ演奏特有の揺れるような
    リズムを伴った音楽だな」
ピー 「ブランコのようにスウィングする?」
パパ 「当たり。このスウィング感というのは、アフリカや
    ヨーロッパ、クレオールの音楽が融合して
    生まれたんだよ。ニューオリンズでね」
ピー 「アメリカ独自の音楽だね」
パパ 「1940年代に入ると、黒人の若手プレーヤーを
    中心に即興演奏が流行りだすんだ」
ピー 「何故なん?」
パパ 「即興演奏をしている僅かな時間の間は、差別社会
    から解放されるんだ。つまり、その間は個人的な
    自由さを満喫できる。だからさ」
ピー 「それがBe Bop(ビーバップ)だ!」
パパ 「よく分かったね。あんさんは偉い」
   「これでビーバップとは、JAZZの即興演奏を伴うものだと
    理解できたね。そして、その真髄も」
ピー 「うんうん!」
パパ 「ビーバップは、複雑なメロディが早いテンポで
    演奏されるんだ。しかも、即興演奏に重点が
    置かれるんだよ」
   「これはもう、スウィング感というよりドライブ感だな」
ピー 「具体的にどんなものなん?」
パパ 「ビーバップの真骨頂を紹介しておくから、一度
    聴いてみるといいよ。1948年の録音だよ」
   (チャーリー・パーカーの「Koko」が超有名)
   「Kokoは、チャーリー・パーカーとディジー・ガレスビー
    の掛け合いが凄いんだ」
   「メロディラインを二人でちょこっとやって、即興の
    ソロ演奏に入るんだよ」
   「最初にメロディラインをやるから、どれくらいサバ
    読んで即興のアドリブをかましているか分かるんだ」
ピー 「最初のメロディが主題で、次に即興の展開部、となると、
    最後にメロディの再現部があるんじゃないの?」
パパ 「そうなるかな」
ピー 「クラシックのソナタ形式じゃんか」
パパ 「ハハ、面白いことを言うね」
    「次回は、JAZZの音楽的変遷と公民権運動について
    語ろうぜ」
ピー 「簡単にたのむよ」