クールダウン完了。 さあ、いくぞ。
いくつも橋を渡って、黙々と進む。
あれっ、どうしたの？ 何してるの？
おっ父とおっ母は、ニホンカモシカを発見して、
おいらのことをすっかり忘れてた。。。
川の流れは、上流に向かうにつれて激しくなり、
ゴウゴウと流れる水の音に、思わず足も止まる。
ここまで登ってくると、季節が春に逆戻り。
頬をなでる風も、ちょっぴり冷たい。
そして、一つ目の山小屋『夏沢鉱泉』に到着。
おっ父、「ここでＵターンして、ブラブラと帰ろう。」
おっ母、「えーーっ！ うっそー！ 何、それっ！」
これって、いつものパターンなんだ。
（つづく）
