2010年6月9日水曜日

めざせ、硫黄岳!(5)


いよいよ、あの裏側にあるテッペンに立つ!
   

夏沢峠を後にすると、そろそろ森林限界。
登山道は、まもなくガレキ道に変わる。
  

蛇行するガレキ道を上り続けると、
後方に、通ってきた『ヒュッテ夏沢』の青い屋根が見えた。
  

足がすくみそうな、こんな所もぐる~っと回る。  怖っ!
   

もうしばらく頑張らなくちゃ。。。
   

こんな足場が続き・・・
さすがに、おっ母も無口になって、足元に集中。
   
                        ポチッとしてみてね。
     

ケルンをいくつも超えると・・・


ついに、硫黄岳の名所『爆裂火口』に到着だ。
   
おいらの直ぐ後ろは、湾曲した馬蹄形の断崖で、
直径約1km、火口底までは550メートル余りの絶壁。
    

進入危険のロープを超えて見に行こうとしたら、
おっ母に大声で呼び止められて、リードにつながれることに。
自然が生み出すエネルギーの凄さを感じて身震いした。
   
    (ピンと耳を立てて、身動きもせず爆裂火口を見つめます。
    彼なりに、何か思うところがあったのかもしれません。)

                                  (つづく)