いよいよ、あの裏側にあるテッペンに立つ!
夏沢峠を後にすると、そろそろ森林限界。
登山道は、まもなくガレキ道に変わる。
蛇行するガレキ道を上り続けると、
後方に、通ってきた『ヒュッテ夏沢』の青い屋根が見えた。
足がすくみそうな、こんな所もぐる~っと回る。 怖っ!
もうしばらく頑張らなくちゃ。。。
こんな足場が続き・・・
さすがに、おっ母も無口になって、足元に集中。
ポチッとしてみてね。
ケルンをいくつも超えると・・・
おいらの直ぐ後ろは、湾曲した馬蹄形の断崖で、
直径約1km、火口底までは550メートル余りの絶壁。
おっ母に大声で呼び止められて、リードにつながれることに。
自然が生み出すエネルギーの凄さを感じて身震いした。
(ピンと耳を立てて、身動きもせず爆裂火口を見つめます。
彼なりに、何か思うところがあったのかもしれません。)
(つづく)
(つづく)