2009年12月9日水曜日

ピートとパパの会話(その70 小沢が解る?Ⅱ)


ピー  「何やら国政が不安定だね」
    「鳩やんは一体何をしているのよ?」
パパ 「鳩やんは奥さんとファッションをしていればいい」
    「それしか役目を与えられておらん」
ピー  「何じゃそれは~?」
パパ 「全ての権限は小沢どんが握ってるってこと!」
    「鳩やんは、小沢どんの傀儡(かいらい)なのさ~」
    「鳩やんのオペレーション=小沢どんのオペレーションだ」
ピー  「小沢どんに権力集中かい?」
パパ 「このまえ言ったように数を握っているからね」
    「善意に言えば、鳩やんも数にはどうしようもない」
ピー 「小沢どんは、数の論理に支配されていると言っていたね」
パパ 「その矛盾が噴出してきたから、国政が不安定になっとる」
    「それは、最初から解りきっていたことだよ~ん」
    「つまり連立政権のことね」
ピー  「具体的に言ってよ」
パパ 「沖縄米軍の問題も、福島女史が脅しをかけているから
    何とも解決できないよ」
ピー  「分からんね」
パパ 「福島おばはんが抜けると、参院で数が足らなくなるから、
    全く法案が通過出来ない。ときたもんだ」
ピー  「どうするのさ?」
パパ 「小沢どんの頭には数しか無いから、当然引き止める」
    「だから、うだうだ言って結論を来年の参議院選後まで引き
    伸ばすんじゃないかな」
ピー  「じゃけん、外務の岡チャンが浮かぬ顔をしてるのかぁ」
    「彼は駆け引き無しの正義漢だからな~」
パパ 「でだ、参院で小沢どんが単独過半数を取れば、分けの
    わからん福島おばはんを放り出す」
ピー  「そううまく行くかな~」
パパ 「問題は、米国がそれまで辛抱できるかだね」
    「日本も米国抜きで自国の安全保障なんて成立たないし」
ピー  「核持込みの密約も問題になっているね」
パパ 「当時の国勢からして、密約なんて当然じゃないかな」
    「仮にさ、何かの拍子で第三次世界大戦が勃発したとすると、
    日本の米軍はグアムまで核兵器を取りに戻るかい?」
ピー  「そんな悠著なこと考えられないな」
パパ 「だろ、日本へ寄航する米軍艦船は、当然核兵器を積載して
    いると考えるのが普通だよ」
    「但し、世界大戦になれば、日本は否が応でも再度核攻撃を
    受けるぞ」
ピー  「それは日本に米軍がいるからじゃないの?」
パパ 「それもあるが、相手から見れば日本が味方かどうかだ」
    「要するに、国家が同じ体制かどうかで識別される」
ピー  「だけど、ソ連なんかは資本主義国になったんだろ?」
    「同じ体制じゃん」
パパ 「ふふ、ロシアは領土拡張主義を放棄していないし、根底に
    ある対外的な考え方は、ソ連時代と何ら変わらん」
    「そこが問題なのであって、日本と同一体制とは言えないな」
ピー  「そうか、北方四島は占領されたままだし、漁業交渉なんかも
    ソ連時代と変わらんね」「日本漁船は銃撃も受けるし」
パパ 「日本国内に米軍がいなくても、体制が異なる他国にとって、
    再軍備に走りそうな日本の経済力は脅威だから、必ず攻撃
    される」
    「もっと恐ろしい事を言えば、核戦争後に世界を支配しそうな
    国は核攻撃をされる」「現在は弱小国であってもね」
ピー  「だとすると、米軍がいなくても攻撃対象になり得るのか~」
    「すると、日頃から相手の機嫌を損なわないような外交努力を
    しておくしかないね」
パパ 「核を持たない日本は、外交なんかできんよ」「相手の言い
    成りだ」「そこに米国の核の傘の意味が出てくる」
ピー  「ほと、安保条約破棄なんてーのは無謀なの?」
パパ 「自前で核装備をして100万の軍隊を持たないと、米国とも
    対等にならない」
    「それが出来ないなら米国との安保条約は、残念ながら
    永遠に必要だね」
ピー  「ほう、でもおいらは核保有には反対だな」
パパ 「しかし、北朝鮮のような極貧国でさえ、核を持つことにより
    米国と対等に渡り合っていけるというのが実体でもある」
    「話は戻るけど、米軍の艦船が核を積んでいるのは、公然の
    秘密だよ」
ピー  「じゃーさ、密約と非核三原則との矛盾をどう解決するのさ」
パパ 「現状では如何ともし難いね」
ピー  「結局訳のわからん解釈を持ち出して、うやむやにするしか
    方法が無いのかね?」
パパ 「密約を暴こうとしているのは、正義のためでも何でも無く、
    単に自民党への徹底的な殲滅作戦の一環だよ」
ピー  「ここでも小沢どんの二大政党制への力学が働いているんだね」
    「岡チャンの思いと違う気がするけどねぇ」
パパ 「密約の全責任を自民に押し付け、あとは紛争の危機を煽り、
    適当に国民を納得さすだろうよ」 
ピー  「ところで亀やんは?」
パパ 「咬み付き亀ね」「あのおっさんは郵政の仇を取れたから、
    無理を言っているようでも妥協するさ」
    「ゴネているのは、政党としての存在感を示すのが狙いだよん」
ピー  「でもさ、菅やんが連立なんだから折れろと言っても応じ
    なかったじゃん」
パパ 「連立だからイラ菅が言っても聞かないんだよー」
ピー  「ええ? どういうこと・・・?」
パパ 「亀やんが、連立なんだから俺も政府だと言ったじゃないか」
    「そこに解決への糸口がある」
    「国民から見れば、連立の長は鳩・亀・福の三人なんだ」
    「イラ菅は、そこを理解していない」
ピー  「うん?」
パパ 「エエかい、イラ菅というのは副総理なんだよ。ましてや
    党首でもない。咬み付き亀から見れば格下なのさ~」
    「だから聞く耳持たぬとなる」
ピー  「なんじゃー、それ?」
パパ 「イラ菅は策士じゃないからね~、自分が説得しようとする」
    「で、相手が応じないとイライラする」
ピー  「難しいのお~」
パパ 「亀が俺も政府だと言ったのは、その裏に、鳩やんが説得に
    くれば俺の顔も立つし、妥協もできるという意味があるのさ」
ピー  「イラ菅は、そこを理解していないと?」
パパ 「んだ。イラの御仁は軍師の才が無い」
ピー  「なるほど、今回の補正予算でも鳩やんが言ったから、
    要求9千億を1千億という低さで妥協したのかぁ」
パパ 「そうさ、咬み付き亀は自民そのものだから話が早い」
    「要は顔を立てればいい」
ピー  「小沢どんは、この一件をどう思っているだろうね?」
パパ 「笑ってるだけさ」
    「福島おばはんは、そうはいかんぞ~」
ピー  「どうしてさ」
パパ 「大企業は悪だと思っているし、鬼畜米英の思想なんだ」
    「特に対米の話となると、彼女は自由主義とは思想が異なるから
    妥協しない」「じゃが、社会主義国家には好意的だ」
ピー  「何故小沢どんは、そんなのと手を組んでいるの?」
パパ 「だから数の内なんだってば」
    「福島おばはんにしたって、それが解って連立に参加して
    いるから無理難題を吹っかけるんだよ」
    「あの政党は、今やその方法しか政策反映の手段が無いのさ」
ピー  「ややこしいの~」
    「マニフェストの問題は?」
パパ 「あの数集めのマニフェストを履行するために、色々やっちょる」
    「事業仕分けで銭を確保するとか、配偶者控除を廃止するとかさ」
    「それに伴って税制上の不公平感が出てきたな~」
ピー  「小沢どんはどう思っているんだろう?」
パパ 「あの人は、不公平であらうと、そんなことに興味は無い」
    「法案を通す数さえ確保できれば、後はどうとでも説明をつける」
    「問題は、小沢どんに権力が集中してきたことだ」
ピー  「彼は、何が何でも二大政党制を作るつもりなの?」
パパ 「マニフェストは、その為の餌だからねぇ」
    「直ぐに食いつく人もいる」
    「財源のことなんかも、ちっとも考えちょらんよ」
ピー  「だから国債の大幅発行が必要なのか~」
パパ 「中身は歴代政権とちっとも変わらんということだ」
    「自民を殲滅さすために、銭の使途を変えただけだ」
    「参院選後は増税が待っているんじゃないかな」
ピー  「権力集中も心配だね」
パパ 「一人に権力が集中すると独裁になるぞう」
    「参議院選後は、それをどう防ぐかが課題になりそうだね~」
    「次はイラ菅の出番かも・・・」